POSTEIOS カンボジア紀行
| カンボジア紀行 〜 第7章 〜 アンコール・ワット |
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プノンペンから飛行機で北西方向に約40分。シェムリアップは世界遺産アンコール遺跡群への観光拠点として発展中の町です。 飛行場から町までの街道沿いには国外資本の豪華ホテルが建築ラッシュ。まだ田舎の風情が残るこの町も大きく変わっていくのでしょう。 町からタクシーで約20分でアンコール遺跡群観光ゲートに着きます。ここで入園料を払い、観光パスをもらいます。 パスには写真を添付するため、事務所にて写真撮影。カンボジアにしてはしっかり管理している印象です。 それもその筈。何しろここは、優良な外貨獲得資源ですからね。 |
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アンコール王朝は、802年にジャヤヴァルマン2世が国内を統一し誕生しました。 そして889年、ヤショーヴァルマン1世がアンコールの地を王都と定めました。以降550年間にわたり都城と寺院が建築され続けたのです。 | |
それぞれの顔が面白い! | |
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さらに5分程でアンコール・ワットがその巨大な姿を現します。 今は仏像がありますが、これは近年に安置されたものです。ここは仏教寺院ではなく、元々ヒンドゥー教の寺院です。ですが、ヒンドゥー教と密教化した仏教の相互影響の様子を見ることが出来ます。 | |
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アンコール・ワットの中央にそびえ立つ塔は、須弥山(しゅみせん)を形に表したものです。 須弥山とはサンスクリット語の「Sumeru」の音写であり、仏教の宇宙観の中心にそびえる巨大な山のことです。 因みに、さらに意訳すると「妙高山」となります。日本にもなじみ深い名前ですね。 そして日本寺院の本堂の、ご本尊を安置してある下の大きな台を「須弥壇」といいますが、それはこの須弥山に由来するのです。 須弥山の山腹には四天王の住居があり、その外側には四つの大きな海、四大海があるとされます。 アンコール・ワット周辺のお堀は、この四大海を表したものです。 | |
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「凄いでしょ!!」 須弥山に登ってみました。とにかく急な階段で、手荷物を持っていては無理です。上りは良いのですが、下りが大変です。 信じられない程の急な階段を、横向きになって一足ずつゆっくり下りました。 | |
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「絶景かな」 とにかく大きな寺院です。内戦までここはジャングルに中で、地元の方だけがその存在を知り、参拝していたということです。 こんな大きなものが密林に潜んでいたなんて、とても信じられません。そして当時の様子を想像すると、ゾクゾクしませんか。 内戦によって公にされ、それがこの国の外貨獲得手段の筆頭となっているとは、なんとも皮肉ですね。 アンコール・ワットの背後から登る日の出と夕日が格別とのこと。早起きし大変期待して向かったのですが…。この日の早朝は曇りでした。残念〜。 | |
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「夜明け前。雲が…」 近くに気球に乗って寺院を見下ろせる観光スポットがあります。巨大すぎて全体がつかみにくいので、ふんわり上から見下ろす気球はお勧めです。 |
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